リヴィエラの戦闘は「敵の構成・弱点属性などを考えて陣形・武器を設定」するパートに大きな重点がおかれているが、ここで立てた戦略を狂わすような能力を持つ敵もいる。ここではそれらについて書いておく。
・ガード
一定確率で相手の攻撃を受け止め、無効化する能力。打撃・魔法どちらでも受け止めることができる。VANISH（即死）攻撃でさえもガードされるとその効果を発揮しない。
鎧戦士系・骸骨系・古代甲虫系の全モンスターが所持する他、後列の骸骨系の補助技「闇の護符」により賦与されることもある。
一番の対策はガード不可技（シエラ・フィアの書物系技やシエラの破邪の霊剣での「フェイタリティ」など）を使うこと。
また多段攻撃なら、１ヒットごとにガード判定が行われるのである程度計算が狂いにくい。
「闇の護符」はRage以上の状態では使ってこないので、うまく怒りゲージを調節したいところ。
・状態変化
相手を行動不能にする「FREEZE」「SLEEP」、命中率を大幅に下げる「DAZZLE」「HEAT」、毒状態にする「POISON」などがある。
FREEZEなどは被ダメージで回復するので、ポジションチェンジで陣形をうまく組み替えて攻撃をわざと食らうように仕向けたい。
POISONは他に比べれば攻撃に影響が出ない分マシだが、このゲームは毒ダメージが大きい（自分の行動順の度にHPの1/6程度のダメージ）ので状況によっては脅威になる。
一応対策としては、
全員の状態変化を治す「ロザリオ」を装備に入れる、
状態変化攻撃の対象となる位置のキャラに「ひらひらリボン」を使わせて状態変化耐性をつける、
セーブ直後の敵なら食らったらリセットしてやり直す、
などがある。
・WAIT値変化
こちらのWTを増加させたり反転させたりする効果を伴う攻撃。蜘蛛系や小悪魔系のモンスターが多用する。
状態変化と違って１ヒットでも攻撃が命中すれば100%効果が発生するため、回避することは至難。
状況を見て、ポジションチェンジで被攻撃対象を調整するのが最善の策だろう。
特に小悪魔系のWT増加を伴うMAX攻撃「エレクトリカル」は攻撃対象が「後列」なので、2-1フォーメーションにして喰らう人数を減らすのが定石。
・自爆
幽霊系モンスターのMAX攻撃「エクスプロージョン」は自爆して全体攻撃をする技なので、残りが幽霊系１体だけの時にこれを使われて勝利するとフィニッシュ技が「なし」ということになってしまい、戦闘評価が大幅に下がってしまう。
最後の１体でない時に使わせればダメージを与える手間が省ける（「エクスプロージョン」の威力はきちんと能力値上げをしていれば大した事ない）ので、WT表示を見ながらうまく怒りゲージを調節しよう。
再プレイ中のGBA「約束の地リヴィエラ」の戦闘攻略でもしようかと。
【基本情報】
・戦闘はＷＴ（ウェイトターン）制。
・敵味方それぞれが、３ｘ２のエリアの中でフォーメーションを組む。
・味方の戦闘参加可能人数は３人、持ち込める武器は４種類、フォーメーションは2-1（攻撃型）か1-2（魔法型）の２つ。
・2-1フォーメーションは打撃系攻撃後のWTが-3、1-2フォーメーションは魔法系攻撃後のWTが-3される。
・敵フォーメーションは編成によって固定。
編成例：「中庭の番犬」vs2-1フォーメーション
| ボーグルスナッチ | ||
| ローパープラント | ヴァイパーラチェット | |
| vs | ||
| フィア | エクセル | |
| ルゥリ | ||
・各武器には使用回数が設定されており、使用回数がゼロになった武器は壊れてなくなる。
・ダメージを与えたり受けたりすることで「技ゲージ」が溜まり、これを消費して武器ごとに設定された必殺技を使うことができる。技ゲージは全員で一つのゲージを共有する。
・敵にダメージを与えると敵パーティの「Rage（怒り）ゲージ」が溜まり、半分以上で通常攻撃より威力のあるRage攻撃、最大状態でMAX攻撃を使用してくる。
・できるだけ早く、高レベルの技でフィニッシュするほど戦闘評価が高くなり、レアアイテムを獲得することが可能になる。
・戦闘後手に入るアイテムは、最後に撃破した敵と戦闘評価によって決定される。複数の敵を同時に撃破した場合、
| ４ | ５ | ６ |
| １ | ２ | ３ |
| ↓前 | ||
【キャラデータ】
・エクセル
主人公。打撃攻撃が強い。火冷雷にやや弱く暗黒に強い。
・シエラ
チャプター３途中で加入の魔女。魔法攻撃が強い。行動速度が遅い。火に強く冷に弱い。
・セレネ
チャプター２後半で加入の有翼娘。打撃攻撃が強い。行動速度が早い。冷に強く雷に弱い。
・ルゥリ
弓使いロリ。やや打撃寄り。行動速度が早め。雷に強く火に弱い。
・フィア
レイピアが得意なしとやか娘。やや魔法寄り。火冷雷にやや強く暗黒に弱い。
【武器種データ】
（）内は技の基本データ。武器によっては、これ以外にさらに特殊効果があるものもある。
「投げつける」＝打撃、敵単体ランダムｘ１回、低命中率。技なし。威力も低い
後列がいない時の「後列の敵」への攻撃は、前列の敵への攻撃となる。
・剣系
エクセル：打撃、近くの敵ｘ２回。技Lv3（打撃、近くの敵ｘｎ回）
シエラ：魔法、敵単体ランダムｘ２回、低命中率。技Lv1（魔法、敵単体ランダムｘｎ回）
セレネ：魔法、近くの敵ｘ２回。技Lv1（魔法、近くの敵を貫通ｘｎ回）
ルゥリ：投げつける
フィア：打撃、近くの敵ｘ２回。技Lv1（魔法、近くの敵ｘｎ回、対地のみ）
エクセルが得意とするが、彼は専用武器（後述）を使うことが多いためあまり使われない武器種。
・突剣系
エクセル：打撃、敵全体ランダムｘ３回、低命中率。技Lv2（打撃、近くの敵を貫通ｘｎ回）
シエラ：魔法、近くの敵ｘ３回、対地のみ。技Lv1（魔法、近くの敵を貫通ｘｎ回）
セレネ：打撃、近くの敵ｘ３回。技Lv1（打撃、近くの敵を貫通ｘ１回、低命中率）
ルゥリ：投げつける
フィア：打撃、近くの敵ｘ３回、VIT値無視。技Lv3（打撃、近くの敵ｘｎ回）
フィアのLv3技武器だが、通常攻撃はシエラやセレネのほうが威力があることが多い。
・弓系
エクセル：打撃、遠くの敵ｘ１回。技Lv1（打撃、近くの敵を貫通ｘ１回）
シエラ：打撃、敵単体ランダムｘ１回、低命中率。技Lv1（魔法、敵全体ランダムｘ３回）
セレネ：投げつける
ルゥリ：打撃、遠くの敵ｘ１回。技Lv3（打撃、敵全体ランダムｘｎ回、対空特効）
フィア：打撃、遠くの敵ｘ１回。技Lv2（打撃、ＨＰ最小の敵ｘｎ回、対空特効）
ルゥリの得意武器。エクセル・フィアも普通に使うことができ、扱いやすい。
・鎌系
エクセル：打撃、前列の敵ｘ１回。技Lv1（打撃、近くの敵ｘ１回、低命中率、ガード不可）
シエラ：投げつける
セレネ：打撃、前列の敵ｘ１回。技Lv3（打撃、前列の敵ｘｎ回）
ルゥリ：魔法、前列の敵ｘ１回。技Lv1（魔法、前列の敵ｘ１回、低命中率、回避不可）
フィア：投げつける
セレネが得意とする。列攻撃の基本武器。技はセレネ以外使いづらい。
・杖系
エクセル：打撃、近くの敵ｘ２回。技Lv1（魔法、敵単体ランダムｘｎ回）
シエラ：魔法、遠くの敵ｘ２回。技Lv3（魔法、敵全体ランダムｘｎ回）
セレネ：投げつける
ルゥリ：投げつける
フィア：補助、ＨＰ最小の仲間ｘ１回、ＨＰ５０％回復。技Lv2（魔法、後列の敵ｘｎ回、対地のみ）
シエラのLv3技武器。シエラはもちろんだが、フィアの技も割と高威力。
・槍系
エクセル：打撃、敵全体ｘ２回。技Lv2（魔法、近くの敵ｘｎ回）
シエラ：投げつける
セレネ：魔法、前列の敵ｘ２回、対地のみ。技Lv2（魔法、前列の敵ｘｎ回）
ルゥリ：打撃、遠くの敵ｘ２回。技Lv1（魔法、ＨＰ最小の敵ｘｎ回）
フィア：魔法、前列の敵ｘ２回。技Lv1（魔法、前列の敵ｘｎ回、VIT値無視）
全体的に命中率は低いが、多様で便利な攻撃が揃う。フィアにとっては唯一の列攻撃装備。しかも魔法攻撃なので威力も良い。
・鞭系
エクセル：投げつける
シエラ：打撃、近くの敵ｘ３回。技Lv2（打撃、前列の敵ｘｎ回、VIT値無視、獣系特効）
セレネ：打撃、前列の敵ｘ３回。技Lv1（魔法、近くの敵ｘｎ回、低命中率、ガード不可）
ルゥリ：打撃、前列ランダムｘ３回。技Lv1（打撃、敵単体ランダムｘ３回、自分もダメージ）
フィア：投げつける
実質セレネ用武器。シエラは苦手な打撃攻撃、ルゥリはランダム攻撃のため、どちらもいまいち。
・爪系
エクセル：投げつける
シエラ：投げつける
セレネ：打撃、近くの敵ｘ３回。技Lv2（打撃、近くの敵ｘｎ回、自ＨＰが少ないと威力増加）
ルゥリ：打撃、近くの敵ｘ３回。技Lv2（打撃、近くの敵ｘｎ回、自ＨＰが少ないと威力増加）
フィア：投げつける
ルゥリの近距離攻撃武器として使わなくもない。鞭よりは扱いやすい。多段攻撃なので技ゲージ（＆相手の怒りゲージ）をためやすい。
・書物系
エクセル：投げつける
シエラ：魔法、後列の敵ｘ１回。技Lv2（魔法、敵全体ｘ１回、ガード＆回避不可）
セレネ：投げつける
ルゥリ：打撃、敵単体ランダムｘ１回、回避不可、追加魔法発動。技Lv2（打撃、敵全体ランダムｘ３回、回避不可、追加魔法発動）
フィア：補助、味方全体、ＨＰ３０％回復。技Lv1（魔法、敵全体ｘ１回、ガード＆回避不可）
シエラの後列攻撃、フィアのLv1全体攻撃と使い勝手は悪くない。ルゥリの追加魔法は最後の1HITが命中した時に一定確率で発生する。
・神剣エクセリオン
エクセル：打撃、前列の敵ｘ１回、回避不可。技LvEXL（打撃、近くの敵ｘｎ回、味方技ゲージ破壊）
シエラ：投げつける
セレネ：投げつける
ルゥリ：投げつける
フィア：投げつける
エクセル専用武器。使用回数制限がないため、他の武器の使用回数を減らしたくない時に投げつけるのもあり。必殺技はいつでも使え、ゲージ量によって威力が変動するが、戦闘評価の際には常にLv3相当として扱われる。